Apple Trade Inとは?下取り額の一覧とキャリア・買取との違い
iPhoneを買い替えるとき、Appleの下取りサービス「Apple Trade In」を使うか、キャリアの下取りに出すか、買取業者に売るかで、手元に残る金額は変わります。
この記事では、Apple Trade Inの下取り額の一覧と、受け取り方や申し込みの手順、キャリアの下取りや買取と比べてどうなのかをまとめました。
目次
Apple Trade Inとは
Apple Trade Inは、使っているデバイスをAppleに引き取ってもらい、その分の金額を受け取れるAppleの公式サービスです。対象はiPhoneだけでなく、iPad・Mac・Apple Watchなども含まれます。
受け取り方は2通り
Appleは受け取り方を2つ用意しています。
- 購入代金への充当:新しいデバイスの購入価格から下取り額分が割引されます
- Apple Gift Card:下取り額分をApple Gift Cardで受け取り、好きなときに使えます
いずれもApple製品の購入にしか使えません。現金で受け取ることはできない点が、買取業者との一番の違いです。
なお下取り額が新しいデバイスの価格に近い場合、支払額が低くなりすぎるため分割払いを利用できないことがあります。分割で購入する予定なら注意してください。
申し込みは店頭とオンラインの2通り
Apple Storeへの持ち込みと、オンラインでの申し込みが選べます。オンラインの場合は、下取りの確認用メールでデバイスの返送方法が案内されます。宅配業者の集荷でも、対象ストアへの持ち込みでも対応できます。
Appleによると、手続きには通常2〜3週間ほどかかります。買い替えを急いでいる場合は、この期間を見込んでおく必要があります。
Apple Trade Inの下取り額一覧
Appleが公表しているiPhoneの下取り額は次のとおりです。当社が毎日Appleの公式ページから取得して更新しています。
表の金額はいずれも上限額です。Appleは容量別・状態別の金額を公表しておらず、実際の下取り額は「製造年、モデル、そのデバイスが最初に販売された国や地域」および端末の状態によって決まります。
Appleも脚注で「下取りの見積もり額は概算であり、実際の下取り額は見積もり額を下回る場合があります」と明記しています。申告した状態と実機が一致しない場合は、変更後の金額が改めて案内されます。
またすべてのデバイスに値がつくわけではありません。下取り額がつかない場合でも、Appleで無料でリサイクルに出すことはできます。
Apple Trade In・キャリア下取り・買取の違い
同じ「手放す」でも、3つの方法は受け取るものと前提条件が違います。
| 比較項目 | Apple Trade In | キャリア下取り | 買取業者 |
|---|---|---|---|
| 受け取るもの | Apple Gift Card または購入代金への充当 | dポイント・Pontaポイント・PayPayポイントなど | 現金(銀行振込・店頭払い) |
| 使いみち | Apple製品の購入のみ | ポイントの提携先。auの一部は機種代金のみ | 制限なし |
| 利用条件 | 新しいデバイスの購入が前提 | 機種変更・回線契約が前提 | 端末だけで申し込める |
| 状態の区分 | 公表なし(上限額のみ公表) | 3〜4段階を公表 | 査定で個別に判断 |
| 手続き | 店頭またはオンライン 通常2〜3週間 | 機種変更と同時に完結 | 店頭ならその場・宅配も可 |
Apple Trade Inとキャリア下取りは、どちらも現金では受け取れません。Apple Trade InはApple製品の購入に、キャリアの下取りはポイントの提携先に使いみちが限られます。次に買うものが決まっていない場合は、この制約が効いてきます。
キャリア4社の下取り価格とクイックの買取価格を機種ごとに並べた表は、下取り・買取価格の比較に掲載しています。Appleの上限額も同じ表で並べて見られます。
Apple Trade Inが向いているケース
Apple Trade Inには、手続きの簡単さとAppleで完結する手軽さという利点があります。次のような場合には適した選択肢です。
次もApple製品を買うと決まっている場合
受け取りがApple Gift Cardか購入代金への充当なので、次に買うのがApple製品なら制約になりません。Apple Storeで新しいiPhoneを買うついでに手続きできるため、売却と購入を別々に進める手間が省けます。
キャリアを問わず使いたい場合
キャリアの下取りは回線契約や機種変更が前提ですが、Apple Trade Inはどのキャリアの端末でも、SIMフリー版でも申し込めます。回線を乗り換える予定がない場合でも使えます。
端末の状態に自信がある場合
Appleは状態別の金額を公表していませんが、実機の状態が申告と違えば金額は下がります。傷や不具合が少ない端末ほど、公表されている上限額に近づきます。逆に状態に不安がある場合は、事前に金額が分かる方法のほうが安心です。
買取業者が向いているケース
買取業者は現金化と査定額の高さで優位性を持ちます。次のような場合には、買取を選ぶ意味が大きくなります。
現金で受け取りたい場合
買取は現金で受け取れるため、次に買うものがApple製品でなくても、そもそも買い替えなくても構いません。Apple Gift Cardやポイントと違い、使いみちに制限がありません。
機種変更のタイミングが決まっていない場合
買取業者は新端末を購入しなくても申し込めるため、「使わなくなった端末を今のうちに手放したい」という状況にも対応できます。Apple Trade Inもキャリアの下取りも購入が前提になるため、売却だけを先に済ませたい場合は買取が向いています。
状態が悪い端末を手放したい場合
画面が割れている、電源が入らないといった端末は、下取りでは値がつかないか大きく減額されます。クイックでは修理して再販できるため、ジャンク品の買取としてお値段をつけられる場合があります。減額の基準はiPhoneの査定基準にまとめています。
すぐに現金化したい場合
Apple Trade Inは手続きに通常2〜3週間かかります。店舗買取ならその場で査定して現金をお渡しできるため、期間の差は大きな判断材料になります。手続きの流れは買取の流れをご覧ください。
iPhoneを高く売るための3つのポイント
査定額を少しでも高くするには、いくつかの準備が効果的です。ここでは、下取りでも買取でも共通して役立つ3つのポイントを見ていきましょう。
端末をできる限りきれいな状態にする
画面保護シートやケースは査定前に外し、乾いた柔らかい布で画面・背面・フレームを拭き上げると査定評価が高まりやすくなります。
コネクタ部分の清掃は、無理に行うと内部の金具を傷つける恐れがあるため、繊維が残らないめがね拭き程度で軽く対応するにとどめるのが安全です。
化粧箱(外箱)を揃えて出す
買取クイックでは、化粧箱がない場合のみ減額となります。充電ケーブルやマニュアルなどの付属品は欠品していても減額対象にはなりません。
他業者に出す場合は付属品の有無による影響が異なるため、事前に各業者の査定基準を確認することをおすすめします。
各iPhoneシリーズの付属ケーブルの種類は下表のとおりです。
| iPhoneシリーズ | 同梱ケーブル | USB電源アダプタ | EarPods |
|---|---|---|---|
| iPhone 16・17シリーズ(iPhone Airを含む) | USB-C | なし | なし |
| iPhone 15シリーズ | USB-C | なし | なし |
| iPhone 14シリーズ / SE(第3世代) | USB-C – Lightningケーブル | なし | なし |
| iPhone 13・12シリーズ | USB-C – Lightningケーブル | なし | なし |
| iPhone 11・XR・SE(第2世代)以前 | USB-C – Lightningケーブル | あり | あり |
売ると決めたら早めに行動する
買取価格は日々変動しており、新モデルの発売に近づくほど旧モデルの相場は下落する傾向があります。売却を検討しているなら、新モデルの発表前に動くことが価格を守るうえで有効です。
Appleの新モデルは例年秋ごろに発売される傾向があるため、夏以降は相場の動向を定期的に確認しておくと判断しやすくなります。
まとめ
Apple Trade Inは、次もApple製品を買うと決まっているなら手軽で有力な選択肢です。受け取りがApple Gift Cardか購入代金への充当になるため、Apple Storeでの買い替えと相性がよいサービスといえます。
一方で現金で受け取りたい場合や、買い替えの予定が決まっていない場合、端末の状態がよくない場合は買取のほうが向いています。公表されているのが上限額である点も、判断のときは踏まえておく必要があります。
実際の金額差は下取り・買取価格の比較で機種ごとに確認できます。クイックの機種別・容量別の買取価格はiPhoneの買取価格ページに掲載しています。
