【第一世代】iPad Pro のスペック | iPad Pro 12.9インチ第五世代との比較と買取価格【買取クイック】

iPad Pro 第一世代には、iPad Pro 11インチ第一世代と12.9インチ第一世代の2系統があります。単にモニターサイズの違いだけではなく、発売日や性能もかなり開きがありますので注意が必要です。
iPad Pro 11インチ第一世代は2018年11月7日発売され、iPad Pro 12.9インチ第一世代はその3年も前の2015年11月11日に発売されています。
そこで当記事では、iPad Pro 11インチ第一世代、iPad Pro 12.9インチ第一世代と最新のiPad Pro 12.9インチ第五世代のスペックを比較し、「iPad Pro11インチ第一世代と12.9インチ第一世代にできること・できないこと」を分けてみました。
参考にしていただけましたら幸いです。
目次
iPad Pro(アイパッド プロ)シリーズの世代年表と性能
発売年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | |||||||
9.7インチ | 単発 | ||||||
10.5インチ | 単発 | ||||||
11インチ | 第一世代 | 第二世代 | 第三世代 | ||||
12.9インチ | 第一世代 | 第二世代 | 第三世代 | 第四世代 | 第五世代 |
iPadは、画面サイズでシリーズが分類されています。
iPad Pro 12.9インチ第一世代は2015年に発売されました。その翌年に9.7インチが発売、その翌年には10.5インチが発売されましたが、どちらも単発で終わったのです。
2018年にiPad Pro 11インチが発売され、以来第三世代まで定着しています。
iPad Pro 10.5インチの発売日とサポート終了時期
iPadシリーズ | モデル番号 | 発売日 | サポート期限 | 最終OSバージョン |
iPad 第四世代 | A1458、A1459、A1460 | 2012年11月2日 | 2018年9月4日終了 | iOS 10.3.3 |
iPad mini 3 | A1599、A1600 | 2014年10月24日 | 2021年4月11日終了 | iOS 12.5.1 |
iPad Air | A1474、A1475、A1476 | 2013年11月1日 | 2021年4月11日終了 | iOS 12.5.1 |
iPad Pro 11第一世代 | A1980、A2013、A1934、A1979 | 2018年11月7日 | サポート中 | 最新バージョン |
iPad Pro 12.9第一世代 | A1584、A1652 | 2015年11月11日 | サポート中 | 最新バージョン |
iPadのサポート期間は、5年10ヶ月〜7年5ヶ月の間が実績。既にサポートが終了しているものもあります。
2022年9月現在、iPad Pro 12.9インチ第一世代は6年10ヶ月が経過していますので、来年でサポートが終了する可能性が高いと言えます。
ipad pro 11インチ第一世代、12.9インチ第一世代 antutu、12.9インチ 第五世代とのベンチマーク比較
iosアプリはプレイできる、PCゲームは厳しいというのが、iPad Pro12.9インチ第四世代までの認識です。AppleのCPUである「Aシリーズ」はiPhoneを中心としたスマホ向けのCPUなので仕方ないのかもしれません。
そこで、iPad Pro11インチ第一世代のCPU「A12X Bionic」、12.9インチ第一世代の「A9X」とiPad Pro12.9インチ第五世代に内蔵されている「M1」のベンチマークスコアを調べてみました。
■ 総合スコア ■ CPUスコア ■ GPUスコア
「Apple M1」のベンチマークスコアはなんと2倍近くの差がついていました。
「Apple M1」のスコアは、以下のCPUと同等の性能になります。
- Intel Core i9-11900T
- Intel Core i7 1185G7
- AMD Ryzen 5 5600G
- AMD Ryzen 5 PRO 5650G
iPad Pro 12.9インチ第五世代、iPad Pro 11インチ第三世代から搭載された「Apple M1」は、タブレットに搭載されているCPUとしてはダントツに高い性能と言えるでしょう。
iPad Proシリーズのリフレッシュレート
よくある質問の中で、「iPadのリフレッシュレートはいくつか?」というものがあります。iPad Pro 11インチ第二世代、iPad Pro 12.9インチ第四世代から120Hzです。それ以前のiPad Proは60Hzになります。120Hzに向上したのは「ProMotionテクノロジー」が搭載されたため実現しました。
1秒間に60回書き換える60Hzに比べ、単純に2倍速になるため画像が滑らかに動くことは勿論、Apple Pencilで細かい部分のデザインがしやすくなるなどのメリットがあります。
スクロールがスムーズになったり、3Dゲームなどでもキャラクターがヌルヌル動くことが体感できるでしょう。
iPad Pro 12.9インチ第一世代、iPad Pro 11インチ第一世代とiPad Pro12.9インチ第五世代の比較
iPad Pro 12.9インチ第一世代、iPad Pro 11インチ第一世代、iPad Pro 12.9インチ第五世代では、どのような違いがあるのか?を「できること、できないこと」という角度で比較してみました。
iPad Pro 12.9インチ第五世代と比較してiPad Pro 12.9インチ第一世代にできること
iPad Pro 11インチ 第三世代モデルと比べ、iPad Pro 12.9インチ第一世代でもできるポイントをまとめてみました。
- Touch ID(指紋認証)に対応しており、パスコードと合わせて起動できる
- Smart ConnectorにSmart Keyboadが接続できてパソコン的な使い方ができる
- ios向けゲームアプリはプレイできる
- 4スピーカーオーディオ採用でライブアルバムを聴いていても音に立体感がある
- Apple PayをTouch IDで認証してiPadで支払いができる
iPad Pro 12.9インチ第五世代と比較してiPad Pro 11インチ第一世代にできること
- Face ID(指紋認証)に対応しており、顔認識とパスコードで起動できる
- Smart ConnectorにSmart Keyboadが接続できてパソコン的な使い方ができる
- ios向けゲームアプリはプレイできる
- 4スピーカーオーディオ採用でライブアルバムを聴いていても音に立体感がある
- Apple PayをTouch IDで認証してiPadで支払いができる
- モニターのリフレッシュレートが120Hzと高く画面が滑らかに動く
- Apple Pencil2が使える
- Smart Keyboad FolioかMagic Keyboadがオプションで接続できる
iPad Pro 12.9インチ第五世代と比較してiPad Pro 12.9インチ第一世代にできないこと
ここでは、iPad Pro 12.9インチ 第五世代と比べ、iPad Pro 12.9インチ第一世代にはできないことをまとめてみました。
- Face ID(顔認証)に対応していないので、起動が面倒くさいときがある
- バック(リヤ)カメラは広角ではなく、800万画素しかないので撮影した画像が単調
- LiDARスキャナに対応していないので、被写体の3Dサイズが測れない
- フロント(イン)カメラは広角ではないので画像が単調
- セルフィ撮影(自撮り)では、ポートレートライティングが1種類しかなく、スマートHDR 3にも対応していないため、第三世代に比べると写りが暗く、全体として寒色系の色調に感じられる
- セルフィ撮影する際に、映画レベルの手ぶれ補正機能がついてないので、ボヤケて写ってしまうことがある
- 赤目補正機能がないため、夜に人を撮ると、赤目に写ってしまうことがある
- 光学ズームを採用していないため、ビデオ撮影でデジタルズームすると映像がボヤケてピントが合うまで時間がかかることがある
- Magic Keyboad(JISタイプは可能)またはSmart Keyboad Folioは接続不可
- illustratorなど処理が重たいアプリでは作業できないことがある(メモリ容量が小さい)
- 今秋公開の「iPadOS 16」により、拡張外部ディスプレイ(6Kまで)と接続することや最大8個のアプリを同時に動かす新機能「ステージマネージャー」が利用できない(CPUが「M1チップ」ではなく「A9X」のため、拡張外部ディスプレイやステージマネージャーはサポートされない)
- Thunderbolt(40Gbps)には対応していないため、例えば外部ストレージへの大容量データの転送には比較的時間がかかる
- iPad Pro 11インチ第三世代のメモリ16GBモデルは、「iPadOS 16」に更新し「Parallels Desktop」(¥10,400)を購入すると殆どのPC(Windows)ゲームがプレイできるようになる可能性があるが、iPad Pro12.9インチ第一世代はプレイできない
- ビデオ通話する際に、センターフレーム機能がないため、少し移動するだけでiPadを手にもって会話しないとならない(例えば、料理しながら会話できない)
iPad Pro 12.9インチ第五世代モデルと比べ、圧倒的にできないことの方が多いiPad Pro 12.9インチ第一世代です。
iPad Pro 12.9インチ第五世代と比較してiPad Pro 11インチ第一世代にできないこと
- バック(リヤ)カメラは広角ではないので12.9インチ第五世代と比べて撮影した画像が単調
- LiDARスキャナに対応していないので、被写体の3Dサイズが測れない
- フロント(イン)カメラは広角ではないので画像が単調
- セルフィ撮影(自撮り)では、ポートレートライティングが1種類しかなく、スマートHDR 3にも対応していないため、12.9インチ第五世代に比べると写りが暗く、全体として寒色系の色調に感じられる
- セルフィ撮影する際に、映画レベルの手ぶれ補正機能がついてないので、ボヤケて写ってしまうことがある
- 赤目補正機能がないため、夜に人を撮ると、赤目に写ってしまうことがある
- 光学ズームを採用していないため、ビデオ撮影でデジタルズームすると映像がボヤケてピントが合うまで時間がかかることがある
- illustratorなど処理が重たいアプリでは作業できないことがある(メモリ容量が小さい)
- 今秋公開の「iPadOS 16」により、拡張外部ディスプレイ(6Kまで)と接続することや最大8個のアプリを同時に動かす新機能「ステージマネージャー」が利用できない(CPUが「M1チップ」ではなく「A12 Bionic」のため、拡張外部ディスプレイやステージマネージャーはサポートされない模様)
- Thunderbolt(40Gbps)には対応していないため、例えば外部ストレージへの大容量データの転送には比較的時間がかかる
- iPad Pro 12.9インチ第五世代のメモリ16GBモデルは、「iPadOS 16」に更新し「Parallels Desktop」(¥10,400)を購入すると殆どのWindowsゲームがプレイできるようになる可能性があるが、iPad Pro12.9インチ第一世代はプレイできない
- ビデオ通話をする際に、センターフレーム機能がないため、少し移動するだけでiPadを手にもって会話しないとならない(例えば、料理しながら会話できない)
リアカメラの撮影クオリティはiPad Pro 12.9インチ第一世代に比べるとかなり高くなっているものの、広角カメラではない、光学ズームがない、スマートHDR 3未対応のため、夜間の撮影などでは花火や電飾看板が白飛びしたりもします。
聞きなれない言葉が多いかもしれませんが、事項で分かり易く解説していますので参考にしてください。
iPad Pro 12.9インチ第一世代とiPad Pro11インチ第一世代、iPad Pro 12.9インチ第五世代のスペック比較表
iPad Pro 10.5インチとiPad Pro 11インチ第三世代のスペックを表にまとめました。
製品のサイズと重量、チップとメモリ(RAM)の比較
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
サイズと重量 | |||
高さ(mm) | 280.6 | 240 | 214.9 |
幅(mm) | 214.9 | 169.5 | 280.6 |
厚さ(mm) | 5.9 | 6.1 | 6.4 |
重量(Wi-Fiモデル) | 631 g | 642 g | 682 g |
重量(Wi-Fi+Cellularモデル) | 633 g | 644 g | 684 g |
カラー | シルバーゴールドスペースグレイ | シルバー スペースグレイ | シルバー スペースグレイ |
ディスプレイ | Liquid Retina | Liquid Retina | Liquid Retina XDR |
ディスプレイ解像度 | 2,732 x 2,048P | 2,732 x 2,048P | 2,732 x 2,048P |
チップ | |||
CPU | A9X | A12X Bionic | Apple M1 |
GPU | PowerVR Series 7XT | 7コア A12X GPU | 7コア or 8コア GPU |
Neural Engine | – | 〇 | 〇 |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB/6GB | 8GB/16GB |
Wi-Fiモデルストレージ容量 | |||
64GB | – | 〇 | – |
128GB | 〇 | – | 〇 |
256GB | 〇 | 〇 | 〇 |
512GB | – | 〇 | 〇 |
1TB | – | 〇 | 〇 |
2TB | – | 〇 | |
Wi-Fi+Cellularモデル ストレージ容量 | |||
32GB | 〇 | ||
64GB | – | 〇 | – |
128GB | 〇 | – | 〇 |
256GB | 〇 | 〇 | 〇 |
512GB | – | 〇 | 〇 |
1TB | – | 〇 | 〇 |
2TB | 〇 |
Liquid Retina XDRは12.9インチ第五世代のみ搭載
プロが二度見する美しさと言われるLiquid Retina XDRは、iPad Pro 12.9インチ第一世代にも11インチ第一世代にも搭載されていません。
Liquid Retina XDRは、iPad Pro 12.9インチ 第五世代モデルにのみ搭載されています。
iPad Pro 12.9インチ第五世代はぶっ飛んだパフォーマンス「M1」搭載でタブレットに革命
パソコン用のCPUとして開発された「Apple M1」。MacBook Airに搭載されているCPUをタブレットに搭載するというiPad pro 12.9インチ第五世代は、ぶっ飛んだ規格です。
このことで、iPad Proはスマホ寄りの性能だったこれまでの位置づけから、パソコン寄りの位置づけになるという革命が起こっています。
SSDなどの外部ストレージと接続し、大容量データを管理できることは勿論、拡張外部モニターを接続し、同時に8つのタスクを処理することが可能になりました。
もはや、iPad Pro 12.9インチ 第五世代はタブレットではなく高性能パソコンです。
例えば、ブログに配置する画像を編集するモニターと、一次資料を調べるモニター、WordPressを編集するモニターに分け同時に作業できます。
Safariを8つまで同時に起動できるので、高い作業効率が実現できるでしょう。
iPad Pro 12.9第五世代にはメモリ(RAM)を16GBまで搭載できるモデルがある
マルチタスク作業を可能にするため重要なのが、メモリ容量です。メモリ容量が低いために重たい処理では、画面がガクつく、画面が固まるという経験がある筈。
身近なところでは、PCゲームで画面がガクつく・固まる・ラグいという経験があると思います。
iPad Pro 11インチ 第三世代とiPad Pro 12.9インチ第五世代の1TBストレージモデルでは、メモリ16GBが選択できるので、処理遅れのストレスがありません。
また、iPad Pro 11インチ第三世代16GBモデルは、「iPadOS 16」に更新し「Parallels Desktop」(¥10,400)を購入すると殆どのWindowsゲームがプレイできるようになる可能性があります。(例:「Alliance of Valiant Arms」「Battlefield 2042」「Cyberpunk 2077」「Halo Infinite」「Farcry6」「World of Warships」)
MacBook Airと同様の使い方ができる訳ですね。
Neural Engineとは?
機械学習を制御する「Neural Engine」。機械学習は、AIの一部になります。識別経験をしながら予測の精度をあげていくことが機械学習です。当初は、2017年に発売されたiPhoneXの顔認識機能を実現する目的で使用されました。
iPad Pro 12.9インチ 第五世代では、「Neural Engine」は8コアから16コアまで拡張されています。
拡張した理由をAppleは、次のように説明しています。
- 機械学習は、データからルールやパターンを発見する方法である
- 識別と予測が機械学習の主な使用方法
- 分析の精度は100%ではないが、従来の手法より精度をあげられる可能性は高い
- 第三世代で拡張したことから、1秒で11兆の演算を処理でき、計算処理能力も10倍になるので、機械学習を使うアプリの性能が、まったく新しいレベルに到達する
現在、機械学習が利用されているのは、
- カメラの撮影補正機能(逆光補正、ナイトモード補正、レンズ補正(超広角)、センターフレーム、シネマーモード、映画レベルの手ぶれ補正、ポートレートモードなど)
- 顔認識、音声認識(Siriなど)
- AR(拡張現実)
などがあげられます。
また、機械学習は近い将来に訪れるメタバースへの対応にも欠かせない技術です。
<メモ1>
- 逆光補正とは、撮影時に逆光のとき顔が暗く写ってしまうことを顔が認識できるレベルに補正すること
- センターフレームとは、ビデオ通話中に被写体がカメラから外れる動きをした際に自動的にカメラが被写体を追跡してビデオ通話が途切れないようにする機能。
- シネマモードとは、映画のように背景をボカシてピントを合わせる人や物を自動で選別する機能
- ポートレートモードとは背景のボケ効果と深度をコントロールして被写体を際立たせるモードのこと
- 映画レベルの手ぶれ補正とは、歩行しながら撮影しても映画の映像のように画像のブレを自動的に抑える機能
<メモ2>
- メタバースとはインターネット上に構成される仮想現実世界のことで、機械学習は仮想世界で他のアバターを認識したり、位置情報を認識するのに有効
- ARとは拡張現実のこと。例えばポケモンGOであったように、現実世界に新たな世界を拡張する技術や世界観を指す
カメラ・ビデオ撮影
iPad Pro 12.9インチ第五世代のカメラと、iPad Pro 11インチ第一世代、12.9インチ第一世代のカメラは、バック(リア)カメラ、フロント(イン)カメラ共に、まったくクオリティが異なります。
詳しく、見ていきましょう!
バック(リア)カメラの比較
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
バックカメラ | |||
プロのカメラシステム | – | – | 〇 |
カメラ | 8MP | 12MP | – |
f/1.8絞り値 | – | 〇 | |
開口部 | f/2.4 | – | – |
広角カメラ | – | – | 12MP |
広角:f/1.8絞り値 | – | – | 〇 |
超広角カメラ | – | – | 10MP (視野角125°) |
超広角:f/2.4絞り値 | – | – | 〇 |
光学ズーム(2倍) | – | – | 〇 |
デジタルズーム(最大5倍) | – | 〇 | 〇 |
パノラマ(最大63MP) | 43MP | 〇 | 〇 |
5枚構成のレンズ | 〇 | 非広角 | 広角と超広角 |
True Tone フラッシュ | – | クアッド LED True Tone | より明るい True Tone |
スマートHDR | 写真のHDR | 〇 | スマートHDR3 |
レンズ補正(超広角) | – | – | 〇 |
高度な赤目補正 | – | – | 〇 |
オートフォーカス | 〇 | Focus Pixels | 広角 |
バーストモード | 〇 | 〇 | 〇 |
自動手ぶれ補正 | 〇 | 〇 | 〇 |
タイマーモード | 〇 | 〇 | 〇 |
Pad Pro 12.9インチ第五世代と、iPad Pro 11インチ第一世代、12.9インチ第一世代のバックカメラの大きな違いの一つは「プロのカメラシステム」があるかないかです。
簡単に言えば、誰でも高品質の撮影ができるのが「プロのカメラシステム」が搭載されているiPad Pro 12.9インチ第五世代と言えます。
次に、広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラによって、ユニークな撮影ができるかどうかです。例えば、超広角カメラで動画を撮りながら、広角カメラで細かい画像をズームして撮影するようなこともできます。
光学ズームは、ズームする際の画像のボヤケを防ぐため、撮った素材のすべてを無駄なく採用できるのです。
また写真のトーンは、iPad Pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代は寒色系で、iPad Pro 12.9インチ 第五世代で撮った写真は暖色系に感じます。特に12.9インチ第五世代は夜の町中や花火の撮影では白飛びや黒つぶれがないので、大きな差が現れるでしょう。
フロント(イン)カメラの比較
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
フロント(イン)カメラ | |||
HDカメラ | 1.2MP | – | – |
開口部 | f/2.2 | – | – |
TrueDepth:超広角カメラ | – | – | 12MP (視野角122°) |
絞り値(超広角) | – | – | f/2.4 |
TrueDepth | – | 7MP | – |
絞り値 | – | f/2.2 | – |
1080Pビデオ撮影 | 720P HD | 30fps/60fps | 25fps/30fps/60fps |
Retina Flash | – | 〇 | 〇 |
エフェクトライティング | – | ポートレート ライティング | 6種 |
タイムラプスビデオ | – | – | 〇 |
ポートレートモード | – | 〇 | – |
ボケ効果・深度コントロール ポートレートモード | – | – | 最新版 |
タイマーモード | 〇 | 〇 | – |
バーストモード | 〇 | 〇 | 〇 |
スマートHDR | 写真とビデオHDR | 〇 | スマートHDR 3 |
映画レベルの手ぶれ補正 | – | – | 1080P・720P |
手ぶれ補正 | – | 〇 | 〇 |
レンズ補正 | – | – | 〇 |
iPad Pro 12.9インチ第一世代のフロントカメラは1.2MP、11インチ第一世代では7MPでしたが、12.9インチ第五世代ではフロントカメラにも超広角カメラ12MP(視野角122°)を搭載、画素数が大幅に増え画質は別次元によくなりました。
そのうえ、エフェクトライティングは6種(自然光・スタジオ証明・輪郭強調照明・ステージ証明・ステージ照明(モノ)・ハイキー照明(モノ))とエフェクトに幅を持たせました。
これによりiPad Pro12.9インチ第一世代、11インチ第一世代の写真が全体的に寒色系に見えてしまうほど、12.9インチ第五世代は写真全体に温かみが感じられると好評です。
また、12インチ第五世代から、映画レベルの手ぶれ補正機能、レンズ補正機能も加わり、セルフィ撮影においても、失敗しない高品質な撮影が誰でもできるようになったと言えるでしょう。
ビデオ撮影の比較
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
ビデオ撮影 | |||
4Kビデオ撮影 | – | 30fps/60fps | 24fps/30fps/60fps |
1080pHDビデオ撮影 | 30fps | 30fps/60fps | 25fps/30fps/60fps |
720p HDビデオ撮影 | 120fps | 30fps | 30fps |
拡張ダイナミックレンジ | – | – | 最大30fps |
光学ズームアウト(2倍) | – | – | 〇 |
ビデオズーム(3倍) | 〇 | – | – |
True Toneフラッシュ | より明るい | クアッド LED True Tone | より明るい |
オーディオズーム | – | 〇 | 〇 |
スローモーションビデオ | 720p(120fps) | 1080p(240fps) | 1080p(240fps) |
映画レベルの手ぶれ補正 | – | 1080P/720P | 4K/1080P/720P |
ビデオの手ぶれ修正 | 〇 | – | – |
タイムラプスビデオ | 〇 | 〇 | 〇 |
連続オートフォーカスビデオ | – | 〇 | 〇 |
再生ズーム | – | 〇 | 〇 |
ステレオ録音 | – | – | 〇 |
ビデオ通話 | |||
FaceTimeビデオ通話 | 〇 | 〇 | 〇 |
センターフレーム | – | – | 〇 |
オーディオ | 4スピーカー | 4スピーカー | 4スピーカー |
マイクロフォン | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音用マイク(2個) | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音用マイク(5個) | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音用スタジオ品質マイク(5個) |
ビデオ撮影で、iPad pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代にないのは、光学ズームアウトです。光学ズームは、デジタルズームのように、ズーム中にピンボケすることがありません。
また、iPad pro 12.9インチ第五世代から搭載されたオーディオズームはパーティーなどの騒がしい環境の中で特定の人の言葉を拾いたいときには大変有効です。ステレオ録音もライブシーンを録るとステレオ再生のときに臨場感が異なります。
もう一つ、iPad pro 12.9インチ第五世代から搭載されたのが、センターフレーム機能。ビデオ通話の際に、例えばキッチンで料理を作っているときにビデオ通話すると分かりますが、センターフレームがあれば料理しながらも会話がはずみます。
携帯電話通信・通信性能・SIMカードの比較
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
携帯電話通信 | |||
5G ギガビットLTE | – | – | 最大18バンド |
ギガビット級LTE | – | 最大29バンド | 最大8バンド |
4G FDD-LTE | 最大20バンド | 〇 | 最大24バンド |
通信性能 | |||
Wi-Fi 6(MINO対応) | – | – | 〇 |
Wi-Fi通信速度 | 最大866Mbps | 最大866Mbps | 最大866Mbps |
Bluetoothテクノロジー | 4.2 | 5.0 | 5.0 |
Apple SIM対応(nano) | 〇 | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | – | 〇 | 〇 |
気圧計 | – | 〇 | 〇 |
SIMカードはApple SIMにもeSIMにもiPad Pro 11インチ第一世代以降は対応しています。つまり、iPad Pro 12.9インチ第一世代はどちらにも未対応です。
しかし、Apple SIM・eSIMは少し割高になりますので、明確なメリットが感じられるまでは格安SIMの方が有利でしょう。
iPad pro 12.9インチ第一世代、iPad Pro 11インチ第一世代は5G未対応
間もなく、メタバースの時代に突入すると言われており、ゲームに限らずあらゆるコミュニティーや日常の買い物まで仮想空間で行う方向に進んでいることはご存じかと思います。
つまり、大容量の超高速通信5Gは必須になってきます。同様にWi-Fi6も重要ですが、iPad Pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代は、5GにもWi-Fi6にも対応していません。
iPad pro 12.9インチ第一世代、iPad Pro 11インチ第一世代はWi-Fi6未対応
Appe Pencilなどのアクセサリー
仕様項目 | iPad Pro 12.9第一世代 | iPad Pro 11 第一世代 | iPad Pro 12.9 第五世代 |
コネクタ | |||
Thunderbolt | – | – | 〇 |
USB C | – | 〇 | 〇 |
Lightning | 〇 | ||
Smart Connector | 〇 | 〇 | 〇 |
Apple Pencil | 第一世代 | 第二世代 | 第二世代 |
Keyboad | |||
Magic Keyboad | JISタイプ | 〇 | 〇 |
Smart Keybord | JISタイプ | Folio | Folio |
ロジクールSLIM FOLIO PRO | – | 〇 | – |
ロジクール Ultra Slim Keyboard | 〇 | – | – |
Magic Keyboard(テンキー付き) | – | – | 日本語(JIS) |
iPad Pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代は高速通信規格Thunderboltには対応していません。頻繁に外付けストレージを利用して本体内蔵ストレージとの間でデータを転送される方はiPad Pro 12.9インチ第五世代を選択した方がよいでしょう。
また、iPad Pro 12.9インチ第一世代はUSB Cにも対応していません。
iPad Pro 12.9インチ第一世代はApple Pencil第一世代
Apple Pencil自体に大きな違いがあるかと言えば、第二世代の方が持った感じが良いという点だけで、正直大きな変わりはありません。
それよりも、先述したとおり、ディスプレイのリフレッシュレートの方が書き心地に影響すると言えます。
iPad Pro 12.9インチ第一世代のディスプレイのリフレッシュレートは60Hzです。書いていてディスプレイに表示される反応が遅いので、書き心地が良いとは言えません。
iPad Pro 11インチ第一世代はApple Pencil第二世代
出典:https://www.apple.com/jp/apple-pencil/
iPad Pro 12.9インチ第五世代はApple Pencil第二世代
iPad Proは、9.7インチモデルと12.9インチ第一世代以外のリフレッシュレートはすべて120Hzです。
つまり、iPad Pro 11インチ第一世代は120Hzですから、Apple Pencil第二世代で最高の書き心地が得られるでしょう。
ちなみに、iPad Pro以外のiPad製品のリフレッシュレートは60Hzです。
iPad Pro 12.9インチ第一世代はMasic Keyboad(JIS)、Smart Keyboad、Ultra Slim Keyboadに対応
出典:https://www.apple.com/jp/shop/ipad/accessories/keyboards?fh=35d5%2B470e
iPad Pro 11インチ第一世代はMagic KeyBoad、Smart KeyBoad Folioに対応
iPad Pro 11インチ第一世代用Apple純正キーボードは、Magic KeyboadとSmart Keyboad Folioです。
その他、Magic Keyboadテンキー付き(日本語JIS)などにも対応しているので、選択肢が広がるでしょう。
iPad Pro 12.9インチ第五世代はMasic Keyboad(テンキー付き)にも対応
iPad Pro 12.9インチ第五世代用Apple純正キーボードは、Magic KeyboadとSmart Keyboad Folioです。
その他、Magic Keyboadテンキー付き(日本語JIS)などにも対応しており、純正品以外でも色々なキーボードが販売されているので、選択肢が広がるでしょう。
以上、iPad Pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代と最新のiPad Pro 12.9インチ第五世代の違いについて解説しました。
12.9インチ第五世代が大きく進化していることに驚かれたのではないでしょうか。
2022年中にiPad pro 12.9 最新モデル(第六世代)は発売されるのか?
現在、MacBook Airには既に「M1」よりも150%高いパフォーマンス数値を示している「M2」が実装されています。
また間もなく、iPad Pro 12.9インチ第五世代が発売されてから1年4ヶ月が経過し、10月頃に最新モデルiPad Pro 12.9インチ 第六世代が発売されてもおかしくない時期に来ています。
流れからして、iPad Pro 12.9インチの最新モデルには、「M2」を搭載してくることがあるかもしれませんね。
最新モデルが発売され、iPad Pro 12.9インチ 第五世代が値下げされるかどうかは分かりません。
ただ、iPad Pro 12.9インチ 第五世代は今秋公開の「iPadOS 16」により、拡張外部ディスプレイ(6Kまで)と接続できたり、最大8個のアプリを同時に動かす新機能「ステージマネージャー」に対応します。
これから革新的な新機能に対応するこの時期に、値下げはあり得ないのではないでしょうか?
iPad Pro 12.9インチ第一世代、iPad Pro 11インチ第一世代の新品・中古買取価格はいくら?全国展開している「買取クイック」なら安心
次世代機が発売されると中古市場の価格も安くなる方向に動く傾向にあるので、次世代機の購入に備え、もし状況が許すなら早い時期に売っておくのも一つの選択肢です。
iPad Pro 12.9インチ第一世代、11インチ第一世代をお持ちの方は早い時期に販売することを検討されてもよいのではないでしょうか。
iPhoneを中心に高価買取の実績がある当社「クイック」では、全国98店舗で随時お見積もりを実施しております。
ぜひ、一度ご相談ください。
2022年8月現在のiPad Pro 12.9インチ第一世代とiPad Pro 11インチ第一世代の買取価格は以下のとおりです。
【第一世代】iPad Pro 12.9インチ | モデル | クイックの買取価格 | |
新品 | 中古 | ||
32GB | Wi-Fi | ¥31,000 | ¥28,000 |
128GB | Wi-Fi | ¥32,000 | ¥29,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥34,000 | ¥32,000 | |
256GB | Wi-Fi | ¥34,000 | ¥31,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥35,000 | ¥33,000 |
【第一世代】iPad Pro 11インチ | モデル | クイックの買取価格 | |
新品 | 中古 | ||
64GB | Wi-Fi | ¥47,000 | ¥45,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥50,000 | ¥48,000 | |
256GB | Wi-Fi | ¥51,000 | ¥48,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥54,000 | ¥52,000 | |
512GB | Wi-Fi | ¥56,000 | ¥53,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥55,000 | ¥54,000 | |
1TB | Wi-Fi | ¥59,000 | ¥55,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥60,000 | ¥58,000 |
ただ、端末の状態や付属品等で額は上下し、買取額は日々変動するものなので、絶対的な数字ではないことをご了承の上でご覧ください。
具体的な価格は当サイトの「オンライン査定」ボタンをクリックするか、当社までお電話またはメールでお問い合わせいただく、または当社の最寄りの店舗にお越しいただけましたら、時点の価格をお伝えいたします。
なお、当社の店舗一覧は、以下のとおりです。