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2016年3月31日に発売されたiPad Pro 9.7インチ。以来、6年以上が経過しました。そろそろ買い替えを検討されている方もおられるのではないでしょうか。
そこで当記事では、iPad Pro 9.7インチと最新のiPad Pro 11インチ第三世代のスペックを比較し、iPad Pro 9.7インチで「できること・できないこと」を分けてみました。
ご参考になれば幸いです。
目次
発売年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | |||||||
9.7インチ | 単発 | ||||||
10.5インチ | 単発 | ||||||
11インチ | 第一世代 | 第二世代 | 第三世代 | ||||
12.9インチ | 第一世代 | 第二世代 | 第三世代 | 第四世代 | 第五世代 |
iPadは、画面サイズでシリーズが分類されています。
iPad Pro 9.7インチは2016年に発売され、翌年に10.5インチモデル、翌々年に11インチモデルの第一世代が発売されたため、単発で終わったのです。
iPadシリーズ | モデル番号 | 発売日 | サポート期限 | 最終OSバージョン |
iPad 第四世代 | A1458、A1459、A1460 | 2012年11月2日 | 2018年9月4日終了 | iOS 10.3.3 |
iPad mini 3 | A1599、A1600 | 2014年10月24日 | 2021年4月11日終了 | iOS 12.5.1 |
iPad Air | A1474、A1475、A1476 | 2013年11月1日 | 2021年4月11日終了 | iOS 12.5.1 |
iPad Pro 9.7 | A1673、A1674、A1675 | 2016年3月31日 | サポート中 | 最新バージョン |
iPadのサポート期間は、5年10ヶ月〜7年5ヶ月の間が実績。既にサポートが終了しているものもあります。
2022年9月現在、iPad Pro 9.7インチは6年6ヶ月が経過していますので、来年中にサポートが終了する可能性が高いと言えます。
iosアプリはプレイできるが、PCゲームは厳しいというのが、iPad Pro9.7インチです。AppleのCPUであるAシリーズはiPhoneを中心としたスマホ向けのCPUなので仕方ないのかもしれません。
そこで、iPad Pro9.7インチに内蔵されている「A9X」とiPad Pro11インチ第三世代に内蔵されている「M1」のシングルコアでのベンチマークスコアを調べてみました。
ベンチマークスコアはなんと3倍近くの差がついていました。
「1742」というスコアは、以下のCPUと同等の性能があります。
iPad Pro 11インチ第三世代から搭載された「Apple M1」は、タブレットに搭載されているCPUとしてはダントツの性能と言えるでしょう。
iPad Pro 9.7インチからiPad Pro 11インチ第三世代、どのような違いがあるのか?をできること、できないことという角度で比較してみました。
iPad Pro 11インチ 第三世代モデルと比べ、iPad Pro 9.7インチモデルでもできるポイントをまとめてみました。
ここでは、iPad Pro 11インチ 第三世代モデルと比べ、iPad Pro 9.7インチモデルにはできないポイントをまとめてみました。
iPad Pro 11インチ第三世代モデルと比べ、圧倒的にできないことの方が多いのがiPad Pro 9.7インチモデルです。
聞きなれない言葉が多いかもしれませんが、このあと「iPad Pro 9.7インチと11インチ第三世代のスペック比較表」で分かり易く解説していますので参考にしてください。
iPad Pro 9.7インチとiPad Pro 11インチ第三世代のスペックを表にまとめました。
モデル | iPad Pro 10.5 | iPad Pro 11 第三世代 |
サイズ | ||
高さ | 240 mm | 247.6 mm |
幅 | 169.5 mm | 178.5mm |
厚さ | 6.1 mm | 5.9 mm |
重量(Wi-Fi) | 437 g | 466 g |
重量(セルラー) | 444 g | 468 g |
カラー | スペースグレイローズゴールドゴールドシルバー | シルバースペースグレイ |
ディスプレイ | Retina | Liquid Retina |
ディスプレイ解像度 | 2,048 x 1,536P | 2,388 x 1,668P |
チップ | ||
CPU | A9X (2コア) | M1 Unifiedメモリ ( 8コア) |
GPUユニット | 48(Shader384) | 112(Shader896) |
Neural Engine | – | 16コア |
メモリ(RAM) | 4GB | 8GB / 16GB |
Wi-Fiモデルストレージ容量 | ||
32GB | 〇 | – |
128GB | 〇 | 〇 |
256GB | 〇 | 〇 |
512GB | – | 〇 |
1TB | – | 〇 |
2TB | – | 〇 |
Wi-Fi+Cellular モデル ストレージ容量 | ||
32GB | 〇 | – |
128GB | 〇 | 〇 |
256GB | 〇 | 〇 |
512GB | – | 〇 |
1TB | – | 〇 |
2TB | – | 〇 |
プロが二度見する美しさと言われるLiquid Retina XDRは、iPad Pro 9.7インチにも11インチ第三世代にも搭載されていません。
Liquid Retina XDRは、iPad Pro 12.9インチ 第五世代モデルにのみ搭載されています。
パソコン用のCPUとして開発された「Apple M1」。MacBook Airに搭載されているCPUをタブレットに搭載するというiPad pro 11インチ第三世代は、ぶっ飛んだ規格です。
このことで、iPad Proはスマホ寄りの性能だったこれまでの位置づけから、パソコン寄りの位置づけになるという革命が起きています。
SSDなどの外部ストレージと接続し、大容量データを管理できることは勿論、拡張外部モニターを接続し、同時に8つのタスクを処理することが可能になりました。
もはや、iPad Pro 11インチ 第三世代はタブレットではなく高性能パソコンです。
ブログに配置する画像を編集するモニターと、一次資料を調べるモニター、WordPressを編集するモニターに分け同時に作業をすることができます。
Safariを8つまで同時に起動することができるので、高い作業効率が実現できるでしょう。
マルチタスク作業を可能にするため重要なのが、メモリ容量です。メモリ容量が低いために重たい処理では、画面がガクつく、画面が固まるという経験がある筈。
iPad Pro 11インチ 第三世代とiPad Pro 12.9インチ第五世代の1TBストレージモデルでは、メモリ16GBが選択できるので、処理遅れのストレスは一切ありません。
また、iPad Pro 11インチ第三世代16GBモデルは、「iPadOS 16」に更新し「Parallels Desktop」(¥10,400)を購入すると殆どのWindowsゲームがプレイできるようになるそうです。(例:「Alliance of Valiant Arms」「Battlefield 2042」「Cyberpunk 2077」「Halo Infinite」「Farcry6」「World of Warships」)
機械学習を制御する「Neural Engine」。機械学習は、AIの一部になります。識別経験をしながら予測の精度をあげていくことが機械学習です。当初は、2017年に発売されたiPhoneXの顔認識機能を実現する目的で使用されました。
iPad Pro 11インチ 第三世代では、「Neural Engine」は8コアから16コアまで拡張されています。
拡張した理由をAppleは、次のように説明しています。
現在、機械学習が利用されているのは、
などがあげられます。
また、機械学習は近い将来に訪れるメタバースへの対応にも欠かせない技術です。
<メモ1>
<メモ2>
詳しく、見ていきましょう!
モデル |
iPad Pro 9.7インチ |
iPad Pro 11インチ 第三世代 |
バック(リア)カメラ | ||
プロのカメラシステム | – | 〇 |
カメラ | 12MP | – |
開口部 | f/1.8 | – |
広角カメラ | – | 12MP |
絞り値(広角) | – | f/1.8 |
超広角カメラ | – | 10MP (視野角125°) |
絞り値(超広角) | – | f/2.4 |
光学ズームアウト(2倍) | – | 〇 |
デジタルズーム(最大5倍) | – | 〇 |
パノラマ(最大63MP) | 〇 | 〇 |
5枚構成のレンズ (広角と超広角) | 〇 | 〇 |
True Tone フラッシュ | True Tone | より明るい True Tone |
スマートHDR3 | HDR | HDR3 |
レンズ補正(超広角) | – | 〇 |
高度な赤目修正 | – | 〇 |
オートフォーカス(広角) | – | 〇 |
バーストモード | 〇 | 〇 |
自動手ぶれ補正 | 〇 | 〇 |
タイマーモード | 〇 | 〇 |
iPad Pro 9.7インチモデルとiPad Pro 11インチ第三世代モデルのバックカメラの大きな違いの一つは「プロのカメラシステム」があるかないかです。
簡単に言えば、誰でも高品質の撮影ができるのが「プロのカメラシステム」が搭載されているiPad Pro 11インチ第三世代モデルと言えます。
次に、広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラによって、ユニークな撮影ができるかどうかです。例えば、超広角カメラで動画を撮りながら、広角カメラで細かい画像をズームして撮影するようなこともできます。
光学ズームは、ズームする際の画像のボヤケを防ぐため、撮った素材のすべてを無駄なく採用可能です。
また写真のトーンは、iPad Pro 9.7インチは寒色系で、iPad Pro 11インチ 第三世代で撮った写真は暖色系に感じます。特に夜の町中の撮影では大きな差が現れます。
モデル | iPad Pro 9.7インチ | iPad Pro 11インチ 第三世代 |
フロント(イン)カメラ | ||
カメラ | 5MP | – |
開口部 | f/2.2 | – |
超広角カメラ | – | 12MP (視野角122°) |
絞り値(超広角) | – | f/2.4 |
1080Pビデオ撮影 | – | 25fps,30fps/60fps |
Retina Flash | 〇 | 〇 |
エフェクトライティング | – | 6種 |
タイムラプスビデオ | – | 〇 |
ポートレートモード | – | 最新版 |
スマートHDR | HDR | スマートHDR 3 |
映画レベルの手ぶれ補正 | – | 1080P・720P |
自動手ぶれ補正 | – | 〇 |
レンズ補正 | – | 〇 |
iPad Pro 9.7インチのフロントカメラは5MPでしたが、第三世代ではフロントカメラにも超広角カメラ12MP(視野角122°)を搭載、画素数が大幅に増え画質は別次元によくなりました。
そのうえ、エフェクトライティングは6種(自然光・スタジオ証明・輪郭強調照明・ステージ証明・ステージ照明(モノ)・ハイキー照明(モノ))とエフェクトに幅を持たせました。
これによりiPad Pro9.7インチの写真が全体的に寒色系に見えてしまうほど、iPad Pro 第三世代は写真全体に温かみが感じられると好評です。
また、第三世代から映画レベルの手ぶれ補正機能、レンズ補正機能も加わり、セルフィ撮影においても、失敗しない撮影が誰でもできるようになったと言えるでしょう。
モデル | iPad Pro9.7インチ | iPad Pro 11インチ 第三世代 |
ビデオ撮影 | ||
4Kビデオ撮影 | 30fps | 24fps/30fps/60fps |
1080pHDビデオ撮影 | 30fps/60fps | 25fps/30fps/60fps |
720p HDビデオ撮影 | 30fps | 30fps |
拡張ダイナミックレンジ | – | 最大30fps |
光学ズームアウト(2倍) | – | 〇 |
3倍ビデオズーム | 〇 | – |
True Toneフラッシュ |
– | より明るい |
オーディオズーム | – | 〇 |
スローモーションビデオ | – | 1080p (120fps/240fps) |
映画レベルの手ぶれ補正 | 1080P/720P | 4K/1080P/720P |
タイムラプスビデオ | 〇 | 〇 |
連続オートフォーカスビデオ | – | 〇 |
再生ズーム | – | 〇 |
ステレオ録音 | – | 〇 |
ビデオ通話 | ||
センターフレーム | – | 〇 |
オーディオ | 4スピーカー | 4スピーカー |
マイクロフォン | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音 | 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のための5つのスタジオ品質マイク |
またオーディオズームは、例えばパーティーなどの騒がしい環境の中で特定の人の言葉を拾いたいときには大変有効です。ステレオ録音もライブシーンを録るとステレオ再生のときに臨場感が異なります。
ここでもう一つ、ビデオ通話の際に、例えばキッチンで料理を作っているときにビデオ通話すると分かりますが、センターフレーム機能があれば料理しながら動いてもカメラが追いかけてくれるので会話がはずみます。
しかし、iPad Pro 9.7インチにはセンターフレーム機能がありませんので、動いてしまうと被写体がフレームから外れてしまいます。
SIMカードはApple SIMにもeSIMにもiPad Pro 11インチは第二世代以降対応していますが、iPad Pro 10.5インチはApple SIM以外対応していません。しかし、Apple SIM・eSIMは少し割高になりますので、明確なメリットが感じられるまでは格安SIMの方が有利でしょう。
モデル | iPad Pro 9.7インチ | iPad Pro 11インチ 第三世代 |
携帯電話通信 | ||
5G ギガビットLTE | – | 〇 |
ギガビット級LTE | – | 最大20バンド |
4G LTE | 最大23バンド | 〇 |
通信性能 | ||
Wi-Fi 6(MINO対応) | – | 〇 |
Wi-Fi通信速度 | 最大866Mbps | 最大1.2Gbps |
Bluetoothテクノロジー | 4.2 | 5.0 |
Apple SIM対応 | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | – | 〇 |
間もなく、メタバースの時代に突入すると言われており、ゲームに限らずあらゆるコミュニティーや日常の買い物まで仮想空間で行う方向に進んでいることはご存じかと思います。
つまり、大容量の超高速通信5Gは必須になってきます。しかし、iPad Pro 9.7インチは5Gには未対応です。
iPadはWi-Fiだけで十分という方でも、iPad pro 9.7インチはWi-Fi6にも対応していませんので今後は通信速度にストレスを感じることがあるでしょう。
iPad pro 11インチ 第三世代は、Apple Pencilの第二世代に対応していますが、iPad Pro 9.7インチは第一世代のみ対応で、反応の遅さなど書き味に不満を持つかもしれません。
また、ペン先付近をダブルタップすることで、消しゴムツールに切り替えたり、最後に使ったツールに切り替えたりできる便利なApple Pencil第二世代が選択できないのは痛いですね。
iPad pro 11インチは、「Magic Keyboad」と「Smart Keyboad Folio」が選択できますが、iPad Pro 9.7インチはSmart Keyboadにしか対応していません。
キーストロークが浅く軽いタッチ感と、しっかりした打鍵感が特徴の「Magic Keyboad」が選択できないのは痛いですね。
iPad Pro 9.7インチは高速通信規格「Thunderbolt(40Gbps)」には対応していませんので、頻繁に外付けストレージを利用して本体内蔵ストレージとの間でデータを転送される方は11インチ第三世代を選択した方がよいでしょう。
以上、iPad Pro 9.7インチと11インチ第三世代の違いについて解説しましたが、11インチ第三世代が大きく進化していることに驚かれたのではないでしょうか。
現在、Macbook Airには既に「M1」よりも150%高いパフォーマンス数値を示している「M2」が実装されています。
また間もなく、iPad Pro 11 第三世代が発売されてから1年3か月が経過し、10月頃に最新モデルiPad Pro 11 第四世代が発売されてもおかしくない時期に来ています。
流れからして、iPad Pro 11の最新モデルには「M2」を搭載してくることがあるかもしれませんね。
最新モデルが発売され、iPad Pro 11インチ 第三世代が値下げされるかどうかは分かりません。
ただ、iPad Pro 11 第三世代は今秋公開の「iPadOS 16」により、拡張外部ディスプレイ(6Kまで)と接続できたり、最大8個のアプリを同時に動かす新機能「ステージマネージャー」にこれから対応するこの時期に値下げはあり得ないと考えます。
次世代機が発売されると中古市場の価格も安くなる方向に動く傾向にあるので、次世代機の購入に備え、もし状況が許すなら早い時期に売っておくのも一つの選択肢です。
iPad Pro 9.7インチ機をお持ちの方は検討されてもよいのではないでしょうか。
iPhoneを中心に高価買取の実績がある当社「クイック」では、全国98店舗で随時お見積もりを実施しております。
ぜひ、一度ご相談ください。
2022年8月現在のiPad Pro 9.7インチの買取価格は以下のとおりです。
iPad Pro 9.7インチ | モデル | クイックの買取価格 | |
新品 | 中古 | ||
32GB | Wi-Fi | ¥22,000 | ¥20,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥24,000 | ¥22,000 | |
128GB | Wi-Fi | ¥24,000 | ¥22,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥26,000 | ¥24,000 | |
256GB | Wi-Fi | ¥27,000 | ¥24,000 |
Wi-Fi+Cellular | ¥28,000 | ¥26,000 |
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