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「iPad mini2」は、2014年10月16日に発表された「iPad mini3」の発表後、それまで「iPad mini」として販売されていたものが、改称された形です。
これは、iPad miniがシリーズ化されることが決定したと想定できる瞬間でもありました。以来、第6世代となるiPad mini6までシリーズ化されています。
最新の無印iPadとiPad Proは注目のM1・M2チップを搭載するなど話題性は高いものの、円安の影響もありコスパも高く「今買うのはチョットな」となってしまいますよね。
そこで当記事では、現在の「iPad mini2」は持ち続けていても良いのか?売れるうちに売って上位機種を手に入れたほうが良いのか否か?について、詳しく解説します。
目次
長年使った製品には愛着があるもの。いつものように、タブレットを起動し、誰しも今日の天気やニュース・SNSを見たり、自動引き落としの光熱費の確認をしたりしています。
しかし、現在「iPad mini2」をお持ちの方はオンラインバンキングや仮想通貨取引、NFT取引には絶対アクセスしないでください。
Appleは、2021年3月17日にOSのサポート、同2021年9月にはセキュリティサポートまで終了しているからです。
セキュリティサポートが終了しているということは、例えばハッキングされ金銭的なトラブルが起きても責任は負えないということになります。
そのため、オンラインバンキング・ショッピング、FXや株式・仮想通貨・NFT取引など金銭に関わるサイトにアクセスして何らかの被害にあっても補償されません。
Apple製品のサポートは、過去の経緯からみて大体発売から5〜7年程度で終了しています。以下の表を見てみましょう!
iPad miniシリーズのサポート状況
製品名 | モデル番号 | 発売日 | サポート期限 | 最終OSVer | 最終ユビレジVer |
iPad mini | A1432,A1454,A1455 | 2012/11/2 | 2015/11/13/ | iOS 9.3.5 | 不適用 |
iPad mini2 | A1489,A1490,A1491 | 2013/11/14 | 2021/4/11 | iOS 12.5.1 | 5.11.0 |
iPad mini3 | A1599,A1600 | 2014/10/24 | 2021/4/11 | iOS 12.5.1 | 5.11.0 |
iPad mini4 | A1538,1550 | 2015/9/9 | サポート中 | 最新Ver | 最新Ver |
iPad mini5 | A2133,A2124,A2126,A2125 | 2019/3/30 | サポート中 | 最新Ver | 最新Ver |
iPad mini6 | A2567,A2568,A2569 | 2021/9/24 | サポート中 | 最新Ver | 最新Ver |
上の表は、2022年6月時点のAppleが提供しているアップデート内容です。2021年4月で「iPad mini2」のOSのサポートは終了し、同年9月でセキュリティのサポートを終了するとしたApple。
現在、「iPad mini2」ユーザーは、OSもセキュリティのサポートもない状態で利用していることになります。
つまり、どのような問題が発生しても、Appleがアップデートをしていない以上、補償範囲には入らないということです。
また、「iPad mini4」以降の製品で、次のアップデートが行われると、「iPad mini2」のユビレビVerは不適用になると考えられます。
「iPad mini2」の特徴としては、次の点が挙げられます。
勿論、「iPad mini4」以降の製品では、「iPad mini2」のこれらの特徴的な機能はすべて受け継がれています。
iPadには、「iPadシリーズ」「iPad miniシリーズ」「iPad Airシリーズ」の3シリーズがあります。
下表では、「iPad mini2」と「iPad Air2」、「iPad 第8世代」とスペックを比較してみました。
仕様項目 | iPad mini2 | iPad Air2 | iPad(第8世代) |
---|---|---|---|
Retinaディスプレイ | 7.9インチ | 9.7インチ | 10.2インチ |
CPU | A7 | A8X | A12 |
メモリ(RAM) | 1GB | 2GB | 3GB |
広角カメラ | 5MP | 8MP | 8MP |
FaceTimeHDカメラ | 1.2MP | 1.2MP | 1.2MP |
Lightningコネクタ | 〇 | 〇 | 〇 |
4GLTE携帯電話通信 | 〇 | 〇 | 〇 |
Apple Pencil(第一世代) | – | – | 〇 |
Keyboard | Bluetooth | Bluetooth | Smart Keyboard |
Wi-Fiモデル容量 | |||
16GB | 〇 | 〇 | – |
32GB | 〇 | – | 〇 |
64GB | 〇 | 〇 | – |
128GB | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi+Cellularモデル容量 | |||
16GB | 〇 | 〇 | – |
32GB | 〇 | – | 〇 |
64GB | 〇 | 〇 | – |
128GB | 〇 | 〇 | 〇 |
サイズと重量 | |||
高さ(mm) | 200 | 240 | 250.6 |
幅(mm) | 134.7 | 169.5 | 174.1 |
厚さ(mm) | 7.5 | 6.1 | 7.5 |
重量(Wi-Fiモデル) | 331g | 437g | 490g |
重量(Wi-Fi+Cellularモデル) | 341g | 444g | 495g |
ディスプレイ解像度 | 2048×1536 | 2048×1537 | 2160×1620 |
USB充電 | 〇 | 〇 | – |
カメラデジタルズーム | 最大5倍 | 最大5倍 | 最大5倍 |
ビデオ撮影 | |||
ズーム | 3倍 | 3倍 | 3倍 |
スローモーション | – | 〇 | 〇 |
手ぶれ補正機能 | – | 〇 | 〇 |
フロントカメラ | |||
Retina Flash | – | – | 〇 |
写真の自動HDR | – | 〇 | – |
映画レベルの手ぶれ補正 | – | – | 〇 |
セキュア認証 | |||
Touch ID | – | 〇 | 〇 |
指紋認証センサー | – | 〇 | 〇 |
Apple Pay | – | 〇 | 〇 |
「Hey Siri」で起動 | – | – | 〇 |
通信性能 | |||
Wi-Fi通信速度 | 最大300Mbps | 最大866Mbps | 最大866Mbps |
Bluetoothテクノロジー | 4.0 | 4.0 | 4.2 |
ギガビット級LTE | 最大14バンド100MBPS | 最大20バンド150MBPS | 最大27バンド |
Apple SIM対応 | – | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | – | 〇 | 〇 |
Smart Connector対応 | – | – | 〇 |
気圧計 | – | 〇 | 〇 |
このように比較してみると、「iPad mini2」が発売されてから約8年が経過し、「iPad第8世代」はかなり進化していることが分かります。
具体的に見てみよう!
iPadの特徴である、鮮明で自然な発色が好評の「Retinaディスプレイ」は今もなお、iPad全シリーズで採用されており、違いは画面サイズのみです。
2010年にAppleが初採用して以来、「Rretinaクラス」という言葉が生まれたほど、Retinaは高精細ディスプレイの代名詞となっています。
iPadのCPUは2022年現在、Aプロセッサシリーズでは「A15 Bionic」が最新のものとなっています。加えて、Mシリーズがリリースされており、現在「AppleM2」が最新のCPUです。
A10 Fusion、A11 Bionic、A12 Bionic以降のプロセッサーを搭載したモデルであれば、ゲームアプリなど大容量のデータをリアルタイムに動かすものでもストレスなく利用することができるでしょう。
しかし、A10 Fusion以前のものになると、ゲームによっては画面がガクついたりするものもあるので注意が必要です。
AppleはiPadのメモリ容量を公表していません。しかし、メモリ容量は、小さいと「アプリが固まったり」「ゲームが動作しなかったり」するため、重要なポイントです。
調べたところ、「iPad mini2」では1GB、「iPad Air2」では2GB、「iPad 第8世代」では3GBでした。ゲームアプリであれば問題ないでしょうが、最近のPCゲームの場合は7〜9GBのメモリ容量が必要なので、当記事で比較している機種では対象にはなりません。
ちなみに、iPad Pro 11インチ第3世代の1TBモデルと第5世代の1TBモデルであれば、メモリ容量は16GBあるから問題ありませんが、これら以外のモデルは8GBが最大なのでPCゲームは厳しいでしょう。
Appleは、カメラの画質に拘っています。しかし、「iPad mini2」の画質は最新のiPad製品の画質と比べると、被写体には忠実ではあるものの発色の良さは感じられません。一言でいうと地味な印象です。
画質に拘る方は「iPad Air2」「iPad 第8世代」以降の製品を選ぶことをオススメします。
iPodのキーボードは、市販のBluetoothキーボードが使えるBluetooth対応とApple純正の「Smart Keyboard」が使えるSmart Keyboad対応製品があります。また昨年から、「新型Magic Keyboad」が単体発売されました。
しかし「iPad mini2」と「iPad Air2」は、Smart Keyboadには対応していません。「iPad Air」は 第3世代から対応しています。
Smart Keyboardに対応している製品は以下のとおりです。
Magic Keyboard | Smart Keyboard Folio | Smart Keyboard |
・iPad Pro(12.9インチ) 第4世代、第3世代 ・iPad Pro(11インチ) 第2世代、第1世代 | ・iPad Pro(12.9インチ) 第4世代、第3世代 ・iPad Pro(11インチ) 第2世代、第1世代 | ・iPad Pro(10.5インチ) |
・iPad Air 第4世代、第3世代 | ・iPad Air 第4世代、第3世代 | ・iPad Air 第3世代 |
・iPad 第8世代、第7世代 |
ここで、「iPad mini2」にない機能をまとめてみたので、参考にしてください。
「紙に書くペンを超えている!」ともいわれる「Apple Pencil」。2022年8月現在、「Apple Pencil」には第1世代と第2世代があります。残念ながら「iPad mini2」は、どちらの世代にも対応していません。
iPadのなかで、「Apple Pencil‘第1世代」に対応しているモデルは以下のとおりです。
「Apple Pencil‘第2世代」に対応しているモデルは以下のとおりです。
当記事で比較しているモデルの中では、「Apple Pencil」に対応しているモデルは「iPad 第8世代」のみ対応しています。
速い動きをもう一度確認するように視聴者に見せる場合に効果的なスローモーション。撮り終わったあと、編集では上手く表現できないという経験をした人もいる筈です。
「iPad mini2」のビデオ撮影機能には、スローモーション撮影機能は付いていません。
「iPad Air2」と「iPad 第8世代」には、標準でスローモーション撮影機能が付いています。
様々なシーンで写真・動画撮影する現代、手振れ補正は必須機能と言っても過言ではないでしょう。
しかし、「iPad mini2」には手振れ補正機能は付いていません。
せっかく、最高のシャッターチャンスをものにしても、写真がボヤけていてはSNSにもアップできないでしょう。
「iPad Air2」には、ビデオ撮影に手振れ補正機能が、「iPad 第8世代」にはビデオ撮影に加え、フロントカメラに「映画レベルの手ぶれ補正機能」付きで安心できます。
iPadのセキュリティ機能にはパスコードの他に、以下の方式が採用されています。
いずれも本人であれば、一瞬でiPadを起動できる便利なセキュリティ機能です。しかし、「iPad Air2」には、これらの機能がありません。
「iPad Air2」と「iPad 第8世代」には、Touch ID機能が標準で付いています。
クレジットカードはもちろん、SuicaやPASMO、ICOCAなどを登録するだけで駅の改札をスムーズに通ることができる便利な「Apple PAY」。
しかし「iPad Air2」では使えません。
「iPad Air2」と「iPad 第8世代」には、「Apple PAY」が標準でバンドルされています。
光回線ならルーターからインターネット回線までの通信速度は、800Mbpsから1.2GBbpsはある時代です。しかし「iPad mini2」のWi-Fi通信速度は300Mbpsしかありません。
「iPad Air2」と「iPad 第8世代」のWi-Fi通信速度は、866Mbpsを実現しており大きな容量の動画データーもストレスなく転送できます。
Appleの「eSIM」の登場で、間もなくSIMカードレス時代が到来するかもしれないといわれている中、「iPad mini2」は「eSIM」は愚か「Apple SIM」にすら対応していません。
もし、SIMカードレス機種が主流を占めるようになれば、Appleは「eSIM」と「Apple SIM」ユーザーはサポートするでしょう。
しかし、サポートが終了しており他社のSIMカードでしか通信できない「iPad mini2」は使えなくなると予測できます。
「Smart Connector」とは、Apple独自の端子です。3つの円形端子でSmart KeyboardやMagic Keyboardなどの周辺機器と接続する際に使用されています。
このように、Appleのオリジナル周辺機器は「Smart Connector」により接続されると考えられます。
ということは。「iPad mini2」は、今後Appleが提供する周辺機器はすべて接続できないことが予想されるのです。
当記事で比較している「iPad Air2」にも残念ながら「Smart Connector」は未対応、唯一「iPad 第8世代」では対応されています。
日本は災害大国だといわれます。災害の中でも台風や豪雨が猛威を振るっていることは誰しも認識しているでしょう。これらの災害を未然に察知することは、日本人にとって必須の情報収集力と言えるかもしれませんね。Appleの気圧計は正確で台風や豪雨による災害を未然に察知することに使えますが、「iPad mini2」では残念ながら未対応です。
「iPad Air2」と「iPad 第8世代」には、気圧計が標準でバンドルされています。
使い慣れた製品はなかなか手放せないものです。しかし、以上の理由から「iPad mini2」は日を追うごとに価値が下がってきています。
はっきり言って、「売れるなら売れるうちに売った方が良い」でしょう。
参考までに、現在のヤフオクで「iPad mini2」がいくらで取引されているのか調べてみました。
ご覧のとおり、4,200円〜5,300円という低価格で売買されていることが分かります。
「iPad Air2」の場合は以下のとおりです。
「iPad Air2」は、15,000円から21,000円で取引されているようです。
「iPad 第8世代」についても、調べてみました。
やはり、「iPad 第8世代」になると、20,000円〜36,000円で売買されているようです。
まとめると、
で売買されていました。
下記に、当社の「iPad mini2」の買取価格表を用意しました。ただ、端末の状態や付属品等で額は上下し、買取額は日々変動するものなので、絶対的な数字ではないことをご了承の上でご覧ください。
iPad mini2 | 新品 | 中古 |
---|---|---|
16GB | Wi-Fiモデル:¥14,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥14,000 | Wi-Fiモデル:¥10,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥8,000 |
32GB | Wi-Fiモデル:¥16,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥18,000 | Wi-Fiモデル:¥12,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥8,000 |
64GB | Wi-Fiモデル:¥18,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥20,000 | Wi-Fiモデル:¥14,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥9,000 |
128GB | Wi-Fiモデル:¥22,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥22,000 | Wi-Fiモデル:¥18,000 Wi-Fi+Cellularモデル:¥10,000 |
例えば、「iPad mini2」Wi-Fiモデルの64GBを14,000円で売れば、ほぼ「iPad Air2」を購入できるレベルとなります。
また、「iPad mini2」Wi-Fiモデルの128GBを18,000円で売れば、9,000円〜18,000円程度を加えれば、「iPad 第8世代」を購入できるといえます。
興味がある方はなるべく早く、以下の当社店舗にアクセスしてみましょう!